プロパティ デザイン オフィス(PDO)は、建物づくりを通じて
住まう人々の幸せな人生をプロデュースいたします。

住宅 | TOYOI 6

PDOプロデュース
人間同士の温かな交流が
存在する、新しい形の
集合住宅

2009年、埼玉県草加市の老朽化した木造アパートを新たな集合住宅として建て替えプロデュースをスタート。施主より長期間安定した収益を生むデザイン物件を作りたいと依頼を受けました。一見、集合住宅に見えない蔵をイメージした優しい雰囲気のこの物件は、2010年度グッドデザイン賞を受賞。入居者同士が交流できるイベントも随時開催し、同じ建物に住む人同士のつながりを深めることのできる、豊かなコミュニティの場となっています。(完成までの道のりブログ:http://www.pdo.jp/s/)

ストーリー


外観は一見、集合住宅には見えません。周囲との調和を考え、3つの戸建てにも見えるようにしています。戸建て住宅が寄り添っているようです。デザイン物件だからといって、特殊性、異彩性は打ち出さず、蔵をイメージした優しい雰囲気にしています。
エントランスドアは木曽アルテック社のミズメの木材で作られたものです。インテリアデザイナー橋本夕紀夫さんに選んでいただきました。拭きうるし仕上げで、とても質の高い素材感のある材料で作られています。 看板ロゴのイラストは寄藤文平さんによるものです。元々建っていたアパート「豊井荘」のトヨイは現オーナーの祖母の出身地から寄藤さんが命名、「トヨイ6」(6は6世帯のコミュニティが由来)と名づけました。 重厚感ある木のドアを開けると、外観の白い基調とは変わり、暗い色調で重い空気が漂います。エントランスから個々の部屋に入るまでの共有部分がインテリアデザイナー橋本夕紀夫さんのデザイン。壁は埼玉県にある遠山記念館の土壁「墨差し天王寺」をモチーフに、現代アートのマークロスコをミックスしたような表現で大きなアート空間としました。一見、難解な表現だと思いますが、茶と黒の濃淡が非日常的な空間となり新しい価値を創出しています。
賃貸の部屋全てが南向きで、2面採光と通風を確保し、住環境を優先した設計。窓からは南の広い空が見渡せます。天井の高さを高くとり、全ての住戸にロフトを設置しています。部屋の体積が多いのでとても広くダイナミックな空間です。天井の最大高さは1階の部屋は3m30。2階は4.3~5mもあります。 解放感に溢れたこだわりの空間を手頃な賃料設定にしました。

1階平面図

2階平面図

a-a’断面図

b-b’断面図

1号オーナー住宅


共有部

2〜6号 賃貸住宅

PDOポイント

建物の土地の左側は駐車場兼庭として少しだけ町に解放しています。後日、トヨイ6住民が協力して作ったベンチを置き、住人や周辺の住民が交流出来るような場となりました。中央に植えられた木はモミジです。秋には紅葉が美しいでしょう。






このドアの素材は、トヨイ6に出入りするすべての住人に、本物に触れて欲しいとの思いから導入しました。この建物で使われた素材の中で最も高級な素材です。いつも手に触れるドアは良い素材を使用し、良いものを常に見て触れることで、入居者の皆様に豊かな感性を養っていただきたいとの考えです。
「6つの部屋が集まって1つの集合体になっている」というコンセプトで建物名を命名。ロゴデザインは、少し力の抜けたゆるさを表現することで、気負っていない住宅であることを印象づけています。









入り口のドアにもこだわりを持たせました。洞窟の暗闇に続いているようなイメージを持たせ、橋本さんよりどうせやるならと、入口のレバーハンドルは南部鉄の黒を使いました。また、白い切り文字の部屋番号は、寄藤文平さんの作です。




床は無垢フローリングのカバ材など自然素材を使い、優しくて明るく開放感溢れる部屋です。賃貸には少ない断熱性能の高いペアガラスや、洗濯物干しに便利な浴室乾燥機も設置。また晴れた日に布団も干せるよう南面外部に洗濯干しバーも付いています。広いキッチン、お風呂、大きい収納、玄関に姿見や、靴箱にニッチなどデザイン性と使いやすさの両方を兼ね備えています。

物件情報

TOYOI 6

所在地 :埼玉県草加市
総合プロデュース:プロパティデザインオフィス 菊池林太郎
設計・監理:川辺直哉建築設計事務所
素材ディレクション・共有部デザイン:橋本夕紀夫デザインスタジオ
建物ネーミング・ロゴデザイン:文平銀座 寄藤文平
構造設計:多田脩二構造設計事務所
用途:共同住宅(6戸)
敷地面積:232.68m2
建築面積:139.4m2
延床面積:266.3m2
構造:木造
規模:地上2階
工期:2009.06~2010.03
施工:吉川の鯰

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